2018年01月15日

歯周病、糖尿病に策 歯科と内科が連携 県、医療費削減へ

 「いい歯の日」の8日、県は歯周病と糖尿病の早期発見と治療を目指し、歯科と内科が連携する取り組みをスタートさせた。賛同した県内の医療機関を県のホームページ上で紹介する。歯周病は糖尿病をはじめとした生活習慣病とも関連が深いことが分かっており、両科が連携することで増大する医療費の削減につなげたい考えだ。【田中理知】 歯科口腔内カメラ

 厚労省や県健康増進課によると、歯周病の原因菌が腫れた歯ぐきから血管に入ると、血糖値をコントロールするインスリンを作りにくくなる。歯科インプラント

 この結果、正常な血糖値を維持することが難しくなって糖尿病を悪化させることがある。一方で、糖尿病患者は歯周病の原因菌に感染しやすくなるとされ、双方向に悪影響があるという。

 県は、2014年度から医科歯科連携体制の検討を始め、17年度から取り組みの概要を県内の医療機関に周知。登録を呼び掛けたところ、医科45、歯科105の診療所などが応じた。今後は、歯周病患者の糖尿病が疑われた場合などに、歯科医から内科医を紹介して、よりスムーズに早い段階での治療につなげるという。

並行治療が効果的
 国の調査では、国民の6人に1人が糖尿病患者かその予備軍と推定されている。県健康増進課の担当者は「重症化を食い止めるには、歯周病と糖尿病の並行した治療が効果的だ。歯周病が関係する、その他の生活習慣病の早期発見にもつながれば」としている。

http://athenadental.exblog.jp/26340353/


Posted by 歯科技工用遠心鋳造器 at 12:33│Comments(0)
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