2017年10月05日

糖質とカルシウムの摂りすぎで歯周病を悪化

 そんな歯周病の改善に役立つと考えられている食品がある。それは「海藻」だ。歯周病と食生活の関連に詳しく、『名医は虫歯を削らない――虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法』(竹書房)の著書を持つ小峰歯科医院の小峰一雄院長は、その理由について次のように語る。歯科口腔内カメラ

「日々の食生活が歯周病に及ぼす影響は大きい。重要なポイントは、糖質とカルシウムを摂りすぎないこと。マグネシウムを積極的に摂ること。マグネシウムの宝庫で、糖の吸収を妨げる食物繊維も多い海藻は、歯周病防止に有用な食品」 歯科インプラント

 糖質は口の中にいる細菌のエサになり、歯垢の元になる。歯垢を放置すると、唾液に含まれるカルシウムなどと結合し、石灰化する。これが「歯石」で、歯石がついた歯ぐきの中は菌の温床となり、歯周病がさらに進行していく。

 また、糖質を摂りすぎると、余った糖質がレプチンというホルモンによって脂肪細胞に蓄えられる。この脂肪細胞が巨大化すると、そこから炎症を起こす物質(サイトカイン)が分泌され、歯ぐきに炎症を起こす。

 一方、カルシウムは、一般に歯に必要な栄養素とされているが、摂りすぎはかえってよくないという。小峰院長は特に、カルシウムとマグネシウムの摂取バランスが重要と説く。

「マグネシウムは、歯周病を引き起こすカルシウムの循環不良を改善する役割がある。日本ではカルシウム摂取ばかりが強調されるが、海外では30歳以降はマグネシウムの摂取が推奨されている」(小峰院長)

http://athenadental.exblog.jp/25798704/



Posted by 歯科技工用遠心鋳造器 at 14:44│Comments(0)
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