デジタルX線--「笑ってください、(歯の)どっきりカメラですよ」

歯科技工用遠心鋳造器

2017年08月17日 18:12

 過去30年の歯医者通いのなかで、筆者が慣れていたX線撮影というのは、焦点を絞ったX線照射とフィルムを使って白黒のX線写真を撮影し、歯科医師がそれをバックライトユニットの上にピシャッと貼って説明する、という方法だった。今回、筆者は新しい方法に出会った。写真フィルムの代わりに小型のセンサを使う、デジタルX線撮影である。歯科用 セメント

 そうした口腔内デジタルセンサは安くはないし、システムにかかる実際の費用は、ハードウェア単体の価格を上回るが、デジタルX線撮影には、従来のシステムより優れている点が数多くある。

 歯科衛生士によると、そのデジタルX線撮影法と口腔内センサを合わせて使うことで、X線の放射線量が90%減少するという。この驚くような数字については、後から米保健物理学会を通じて確認することができた。led光照射器

 センサが記録した画像は、化学的な処理を待つこともなく、直ちに診察室のスクリーン上に表示され、診療所のサーバに保存された。ほかの病院に紹介してもらうためにその画像を送る必要があれば、電子的に送信することができる。これは便利だ。

 筆者の頭から最も離れなくなりそうな体験は、診察室の口腔内デジタルカメラによる、思いがけない短いホラー映画の上映だった。筆者はそのデバイスにすぐ「toothcam」というあだ名をつけたが、その後、自分の口の中を見ながら、強い興味と恐怖感を交互に感じた。残念なことに、撮影された映像は、ホラーテレビシリーズ「ウォーキング・デッド」に出てきてもおかしくないほどだった。

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