ライオンの曲がる歯ブラシは救世主となるか

歯科技工用遠心鋳造器

2017年07月17日 16:39

ライオンの「クリニカKid’sハブラシ」の販売が好調だ。同シリーズは今年2月にリニューアルし、前年の2.5倍のペースで売れているという。最大の特徴は、ハンドル部分がぐにゃりと横に曲がるところにある。歯磨き中の転倒など万が一の時に、側面方向にハンドルが曲がることで、口への負担が低減できるという。歯科口腔内カメラ

クリニカKid’sが売れている背景には、子どもの歯ブラシ事故がある。東京都商品等安全対策協議会によると、都内で子どもの歯ブラシ事故で救急搬送に至ったケースが毎年40件前後発生している。歯科インプラント

40件というと少ないように感じる。だが、歯ブラシの先端部分がのどに刺さってしまうなど重症を負い入院した例もある。東京都生活文化局の担当者は、「救急車で運ばれた事例は歯ブラシ事故の氷山の一角に過ぎない。歯ブラシを口にくわえたまま転倒しかけたケースなど、大事になりかけたケースが裏に隠されている」と話す。

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